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【百黙 純米大吟醸無濾過原酒】(兵庫)

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○ お酒情報 ○

 

  • 内容量: 720ml
  • 価格: -(Novataroからの贈り物)
  • 購入場所: 

○ My Style ○

  • 酒器: グラス

  • 温度: 花冷え(10℃)

  • 肴: ステーキ, カレー 

 

○ 飲んだ感想 

《 ポロト 

グレゴリオ暦の社会で生きる皆さんにとって12月31日は大晦日ですよね

日本酒の世界での大晦日は6月30日で、元旦は7月1日です

これはこのタイミングで酒造年度(BY ; Brewing Year )が切り替わるからだそうです

そろそろBY2020のお酒たちが並び始めているころなんですかね~

 

そんなお酒にとっての大晦日が僕の誕生日です(笑)

今年はこのBlogを一緒に書いているNovataroからお酒を頂いたので紹介しようと思います

感謝感謝です(人''▽`)

 

以前 Tii も同じお酒をやはり誕生日にNovataroから贈られていて、彼も記事にしているので合わせてよろしければ併せてご覧ください 👇👇

同じお酒に僕らがどう違う感想を持つのかが見たいんだそうです

面白いですけどなかなかプレッシャーです💦💦

 

gataponshu.hatenablog.com

 

開栓したて

大吟醸らしく吟醸香を感じます

割と穏やか目なのかな?確りとしつつもくど過ぎない爽やかな香りですね

 

飲み始めると桃っぽい香りと甘い味わいを感じました

味の波はグイっときて(早くもなく,遅くもなく)、後半はす~っと少し余韻を残しつつ消えていきます

前半は若干の発泡感を伴い甘味と香りが幅を利かせており、獺祭や鍋島の様な最近流行りのお酒に似た印象を受け、喉を通して口に残る余韻には上品な苦みを感じました

この苦みによってくどさは全くなく次の一杯へと気持ちが駆り立てられます

 

順番は前後してしまうのですが、この苦みの直前,あるいはほぼ同時期にミネラル感とでも言いましょうか?独特の主張を感じます(←うまく表現できない... Tiiが記事で言っている不思議な香りの違和感ってこれかな?)

少し調べてみたところこのお酒には「宮水」と呼ばれる硬水が使われているのですね

普段飲んでいるお酒の多くは(特に新潟は)軟水仕込みが多いので、独特な風味(ミネラル感)として印象に残りました

 

16%とアルコール度数は標準~高めですが、全体としてアルコールのきつさは感じないですね、飲みやすいです

 

室温程度

前半の桃感は強くなりますかね、味に厚みが出てきます

後半に感じていた苦みに合わせて酸味が徐々にでてくる気がします

前半から後半への味のメリハリ(波の腹と節の振幅)は徐々に小さくなって全体にのっぺりしてしまうかな

 

個人的にはしっかり冷えた状態~常温程度まで味の変化を楽しみながら飲んでもらいたいなと思います!!

どちらかといえば15度くらいがオススメですかね(^▽^)/

 

つまみについて

今回は誕生日ということでガツンとお肉を用意しました

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このお酒は単体で飲んでいても全然OKですが、特にミネラル感の部分でしっかりと主張してくれるので味が濃いつまみと合わせても負けることなく受け止めてくれます

カレーとの取り合わせは正直普通でした

喧嘩しあうことはないですが、お互いそれぞれ我が道で主張するという感じです

淡すぎるつまみだと逆に負けちゃうかな~

お酒を楽しみたいなら単体でがオススメですね♪

 

最後に

普段よく口にする軟水のお酒とのコントラストを感じられて面白かったです

ただ自分の中に硬水のお酒を飲んだ経験が少ないので、今回感じた特徴が硬水特有のものなのか、お酒としての特徴なのかが気になるところです

 

Tiiが言及していた不思議な香りについて僕は受け止められたので、味のメリハリの楽しさを含め美味しく飲むことができました

 

改めてNovataroありがとう!

お返しはお酒でするね(笑)