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【清泉 七代目】(新潟県)

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○ お酒情報 ○

 

○ My Style ○

  • 酒器: グラス

  • 温度: 花冷え~冷や

  • 肴: 刺身こんにゃく ホタテ稚貝の酒蒸し 

  

○ 飲んだ感想 

 ポロト 

仲間たちとブログを始めてから酒量が増えている気がします

こんにちはポロトです

 

今回は久須美酒造さんの 清泉 七代目 を飲みました

久須美酒造さんは酒造で働く女性の姿を描いた「夏子の酒」という漫画の舞台になったことでも有名です

幻の酒米「亀の尾」の復活劇を中心に、酒造りについて学ぶことのできる漫画ですので、ぜひ読んでみてください!

 

七代目の名前の通り、久須美酒造の七代目が醸しているお酒だそうです

実はこの七代目にお会いしたことがあります

新潟では毎年3月に「新潟 酒の陣」と呼ばれる県内のほとんどの酒造が一堂に介するイベントがあるのですが、そこで行われていた杜氏さんと直接お話ができるセミナーで少しお話させていただきました

爽やかな笑顔と、無知な僕に丁寧にこのお酒の魅力を紹介してくれたことが印象に残っています✨

 

まず言いたいことは

このお酒は冷や(常温)で飲むのがオススメ

ということ!

ラベルの部分にも実はしっかりと「保管は冷蔵庫or冷暗所で、飲むときは冷やで」と書いてありますね💦

今回は飲み比べる意味も込めて冷蔵庫から出したての状態でまず飲んでみました

 

花冷え(10℃くらい)

香りは強くなく穏やかです

口に含んでもそこまで主張せず、味のピークは前半~中盤で、後半はすぐに切れていくという感じで、澄んだ夏の闇夜に1発だけあがった花火の様なイメージを受けました

すっきりとした口当たりで、すっすっと飲んでしまいそうです

 

冷や(20℃くらい)

さて、飲み進めたい気持ちを我慢して冷やの温度まで上がるのを待ちます

香りは若干開いた気もしますが、相変わらず穏やか

華やかな日本酒がチューリップやバラのような花を想起させるとすれば、これはシロツメクサの様な主張は強くないけれどそっと香ってくる繊細さがあると思います

(飲み終わってから久須美酒造さんのHPを覗いてみたら、「野に咲く花の様な酒」を目指して醸したそうです その印象がよく伝わりました)

 

驚いたのは口に含んでから!

味のピークは変わらず前半にありますが、その旨味が格段に上がっています!!

酸味が出てきたという表現なのかな?そこの表現はあまり自信ないです

中盤にかけては柔らかい甘さも出てきくるのですが、引き際は非常にキレイで全体としてはすっきりとした辛口です

冷やになるまで待ったかいがありました (;^ω^)

刺身こんにゃくとの相性は悪くなかったです

味の濃い煮物とかとは合わせないかな

後半はお酒だけで楽しみました~

 

やっぱり酒造さんおススメの飲み方に間違いはありませんでしたね

今後もボトルを隅々まで見て、情報をチェックするよう心掛けたいと思います(^_^)

温度の違いを意識してお酒を飲むことの楽しさを改めて教えてくれるお酒でした!